えびねの年間管理
月別 作業内容
1月 今月は防寒対策に重点をおき、風が吹き込まないようにビニールや寒冷紗等で保護します。花芽の保護は水苔で花芽が露出しないようにしましょう。また、潅水は天気次第ですが、5日に1回寒い日が続くようであれば1週間に1回、温かい午前中に行いましょう。
2月 1月に続き防寒対策として凍結させないように注意します。凍結してしまったら、直射日光が当たらない所で管理し、回復を待ちます。花芽の保護は温度変化を、少なくして休眠状態を維持しましよう。
3月 徐々に暖かくなってきますので、冬囲いを少しずつ取り外します。遮光は30%〜50%で葉に陽を当てるようにしましょう。花芽が動き出す時期です。潅水は3〜5日に1回行い、液肥の1000倍を1500倍〜2000倍に薄め、水代わりに潅水すると良いでしょう。また、アブラムシや葉ダニが発生する時期になりますので、殺菌剤や殺虫剤等の薬剤散布をしておきましょう。
4月 花時期を迎えます。開花期を長くし発色を良くするためには、白花及び緑花は50〜60%、赤花や紫花は30〜40%遮光の明るめ場所に置いた方が良いでしょう。置き場所の移動は花芽が伸びない内に早めに行いましょう。花時期は株が病気かどうか判断しやすい時期です。花色がまだらだったり、葉脈に沿って脱色や網目状等かどうかチェックしておきましょう。
5月 花が終わったら花茎が細い場合、花茎ごと抜き取りをし、太い場合は無理をして抜くと新葉の根元を痛めますので、ティッシュペーパーをスライドさせて花を取り除くか鋏を焼いて花茎を切り取っています。新葉の展開に伴い、軟腐病・灰色カビ病等の発生予防の為にもハカマの処理や殺菌剤等の散布も欠かせない作業になっています。
6月 花芽分化期を前に徹底した肥培管理が必要になってきます。液肥なら、1000倍を1500倍〜2000倍に薄め潅水代わりに与えます。成木の場合は有機質の固形肥料(例:グリーンキング等)を4号鉢で少量与えています。また、気温の上昇と共にアブラムシや葉ダニが発生しますので、殺菌剤や殺虫剤等の薬剤散布をしておきましょう。
7月 花芽が分化する時期です。窒素分を控えた肥料の施肥を致しましょう。遮光率を夏に備え80%に上げて準備をしておくのも良いでしょう。出来るだけ風通しを良くして、涼しい環境の確保に努めましょう。潅水は夕方に行い、水やりの管理に注意しましょう。
8月 夏場の暑い時期は潅水の回数も増えます。潅水が増えますと蒸れてしまう危険性も環境によっては発生しますので、乾き具合を見て、潅水する時は鉢底から流れ出るように、たっぷり与えましょう。
9月 植え替えや株分けの適期です。あまり気温が下がらない内に行いましょう。潅水は表土が乾いたら夕方に行うと良いでしょう。遮光は60〜70%位にして新芽の充実のために陽を採る様にすると良いでしょう。置肥の代わりに潅水時に1000倍位の液肥を与えると良いでしょう。
10月 なるべく陽に当てて株を充実させる時期でもあります。遮光は30〜40%位にして株元に陽が当たるようにし、液肥は1000倍を2000倍位にし潅水代わりに与えています。肥培管理に努める事により、今後の耐寒性も増すようになると思います。
11月 しっかりした株には肥料(固形・液肥等)を少量与えています。弱った株には無肥料の方が良いようです。遮光は10月と同様30〜40%位です。花芽の生育が良く地上部にむき出しの状態になっている場合は鉢の表面に水苔を敷き花芽の保護をしておくと良いでしょう。
12月 フレーム等で栽培管理をしている場合は、風除けをしておいた方が良いでしょう。この時期は風に当たると、葉が擦れて病気の原因や蔓延にもつながってしまいます。潅水は3日〜5日に1回、午前中に行うと良いでしょう。

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